スラブ叙事詩

国立新美術館で行われているミュシャ展で、チェコ国から初めて海外で展示が許された「スラブ叙事詩」20点が展示されている。芝居のためのポスターは有名ですが、20年もの歳月をかけて城にこもり切りで制作したと言われる、巨大なサイズ作品は圧巻の一言です。一部作品は撮影が許可されていルところもあり、今年一番の展覧会でした。

2017.5月29日

茶碗の中の宇宙

竹橋の国立近代美術館の「茶碗の中の宇宙」楽家一子相伝の芸術を観てきました。

茶碗の中の宇宙とは全ての装飾や美しい形を捨て手捏ねによる形成でさらに土を削ぎ落としながら造形を完成させていった茶碗を用い、その茶碗によって引き起こされる無限の世界、正しく宇宙のように果てしなく広い有機的空間のことを捉えています(近代美術館展覧会案内から)

利休が愛したと言われる初代長次郎作の茶碗から現在当主十五代楽吉右衛門の作品までが年代順に展示され見応えがありました。

2017.5月22日

 

90代のクライアント

15年ほど前 軽井沢の別荘を定住の住まいにするためのリノベーションの設計の依頼を頂いたクライアントは、現在90代になられ今もお元気で様々な活動に挑戦されている。軽井沢マラソン、朗読、陶芸、ピアノ、、、若さの秘訣はいつも新しいことに挑戦することらしい。このクライアントが5月14日に軽井沢の大賀ホールでピアノの弾き語りと朗読会を開かれ、600人の観客から声援を受けられた。

このクライアントの住まいは、スペインのコスタデルソールで調達したスペインタイルを入れたダイニングルームは天窓を入れ、パティオの雰囲気をイメージして設計。軽井沢ヴィネット誌に紹介されました。

2017.5月18日

藤色

藤の花の季節です。「藤の花」の魅力はふっくらとした花の形と青紫から赤紫へのグラデーションです。JISの慣用色名にもなっている「藤色」は平安時代から使われてきた日本の伝統色の一つです。

2017.5月8日