今年の色/来年の色

2016年の色はアースリングブラウンでしたが、2017年の色は「リーデングレッド」と日本流行色協会が 11月16日の「いい色に日」に発表。

2016年の色は寛容さ・境界を越える・成熟さ・生命力を象徴する色として「アースリングブライン」が選ばれたが、来年2017年の色は、決断・エネルギー・人間らしさ・日本らしさを象徴する色として「リーディングレンド」未来を切り開く力を秘めた色であるという。

http://www.jafca.org/colorcolumn/2016116_2.html

2016年11月29日

サクラの紅葉の色

都内の街路樹の紅葉が綺麗です。今週は目黒川沿いのサクラもすっかり紅葉して 水面に映る色づいた葉色と合わせて日本画のようです。

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以前、ファッションデザイナーの森英恵さんが「自然は季節ごとに変化して美しい色を創ることが出来るが、デザイナーはトレンドを創って美しい変化を創らなければならない」とおっしゃっていたことを思い出します。私も見習って 美しい自然の恩恵であるサクラの落ち葉をスケッチブックに貼って目視で測色。自然はいつもデザイン・アイデアの源です。

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2016年 11月22日

 

軽井沢でD.I.Y.

軽井沢の別荘を定住にされることを目的にリノベーションの設計依頂いた S.M.邸の玄関の外階段は、はじめスペインのタイルを貼る予定をしていた。しかし地元の工務店にタイルが凍結する心配があると伝えられ(寒冷地仕様でないと無理でした)止む無くD.I.Y.でタイルの騙し絵をペイントすることに。施主の方にも参加していただいてペイント。これが予想外に施主の方に喜ばれ、話題づくりにもなりました。近頃 話題になっているユーザーに部分参加できるところをつくるB.M.?の先駆けだったかも。

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上の写真はスペインのタイル、下はペイントした騙し絵のタイル。

2016.11.10.

色の博物誌展

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現在 目黒区立美術館では「色の博物誌」展 江戸の色材を視る・読む が企画展示されている。この展覧会では 浮世絵や 国絵図の彩色に使われてきた 絵の具の材料が詳しく紹介されている。また自然の材料から作られた絵の具の材料そのものの、赤色を作り出す鉱物「辰砂」植物「紅花」青色を作り出す「藍銅鉱」植物の青花などが、分かりやすく展示されていている。この美術館はGK設計とスーパーポテトが設計協力され建物自体もデザインの魅力がある。

目黒区立美術館 http://mmat.jp