茶碗の中の宇宙

竹橋の国立近代美術館の「茶碗の中の宇宙」楽家一子相伝の芸術を観てきました。

茶碗の中の宇宙とは全ての装飾や美しい形を捨て手捏ねによる形成でさらに土を削ぎ落としながら造形を完成させていった茶碗を用い、その茶碗によって引き起こされる無限の世界、正しく宇宙のように果てしなく広い有機的空間のことを捉えています(近代美術館展覧会案内から)

利休が愛したと言われる初代長次郎作の茶碗から現在当主十五代楽吉右衛門の作品までが年代順に展示され見応えがありました。

2017.5月22日