インディゴの靴と松

2017-1-5

目黒通りの油面交差点近くにあるジーンズ・ショップで見つけた

インディゴカラーのシューズに収まった「盆栽の松」

インディゴ indigo はインド原産の藍でジーンズによく使われる染料

このシューズのプリントは刺子をイメージしたインディゴの濃淡色

このブランドは海外でも人気らしい

ショップ:FDMTL  .http://www.fdmtl.com

2017.1.10

ホワイトアッシュの椅子

2016-12-20

木の種類に名付けられた樹種名は、なら、たも、きり、オーク、ウォルナット、チークと色々ありますが、色名が入った樹種名もいくつかあります。その中の一つ「ホワイトアッシュ」は明るい癖のない木目で家具材として良く利用されています。色は明度8~7 の明るさです。写真の椅子は、高齢になった母のために選んだ、ホワイト・アッシュ材のアームチェアーですが、座ったまま居眠りをしても転倒しないようにアーム付きで座面の高さを母に合わせて制作してもらいました。座っていて姿勢を崩し転倒して骨折する方 意外と多いらしいのです。安心して暮らせる椅子 大事です

色の測り方=視感測色 10YR8/3~7/3(マンセル値)

2016.12月20日

今年の色/来年の色

2016年の色はアースリングブラウンでしたが、2017年の色は「リーデングレッド」と日本流行色協会が 11月16日の「いい色に日」に発表。

2016年の色は寛容さ・境界を越える・成熟さ・生命力を象徴する色として「アースリングブライン」が選ばれたが、来年2017年の色は、決断・エネルギー・人間らしさ・日本らしさを象徴する色として「リーディングレンド」未来を切り開く力を秘めた色であるという。

http://www.jafca.org/colorcolumn/2016116_2.html

2016年11月29日

サクラの紅葉の色

都内の街路樹の紅葉が綺麗です。今週は目黒川沿いのサクラもすっかり紅葉して 水面に映る色づいた葉色と合わせて日本画のようです。

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以前、ファッションデザイナーの森英恵さんが「自然は季節ごとに変化して美しい色を創ることが出来るが、デザイナーはトレンドを創って美しい変化を創らなければならない」とおっしゃっていたことを思い出します。私も見習って 美しい自然の恩恵であるサクラの落ち葉をスケッチブックに貼って目視で測色。自然はいつもデザイン・アイデアの源です。

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2016年 11月22日

 

色の博物誌展

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現在 目黒区立美術館では「色の博物誌」展 江戸の色材を視る・読む が企画展示されている。この展覧会では 浮世絵や 国絵図の彩色に使われてきた 絵の具の材料が詳しく紹介されている。また自然の材料から作られた絵の具の材料そのものの、赤色を作り出す鉱物「辰砂」植物「紅花」青色を作り出す「藍銅鉱」植物の青花などが、分かりやすく展示されていている。この美術館はGK設計とスーパーポテトが設計協力され建物自体もデザインの魅力がある。

目黒区立美術館 http://mmat.jp

 

長寿を祈る色

2016-10-13

今晩、テレビのニュースで、タイの国王の容態が案じられると報道されていた、国王が入院している病院の前では、ピンク色の服装で回復の祈りを続けている人が大勢いる。なぜ、みんなピンク色の服装なのかと思っていたら、ピンク色は長寿を祈る色だかららしい。

photo(C)BBC News

2016.10月13日

ミルキーホワイトの彼岸花

2016-9-26

秋の花として親しまれる彼岸花。「リコリス」「曼珠沙華」とも呼ばれています。映画や歌のタイトルにも使われたことから、赤い花びらの彼岸花が一般的です。子供の頃 お彼岸に御墓参りに行くと土手やあぜ道で見かけた彼岸花、毒があって縁起が悪いから持ち帰ってはダメだと言われた事がありました。綺麗だけれど毒があり縁起が悪いなんて。。。ちょっと悲しい花だと思っていましたが、都会の片隅で見つけた、クリームがかった白いミルキーホワイトの彼岸花は、どこか赤い彼岸花とは違い、優しい印象です。色で大きく印象が違う花ですね。

2016.9月26日

暖色と寒色のテーブルセッティング

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新宿のパークタワー内にあるコンランショップで見つけた、赤、橙、ピンク、黄色の暖色系の色でまとめたテーブルセッティング(上写真)と、青緑、青、藍色の寒色系でまとめたテーブルセッティング(下写真)を同じフロアーで見つけました。暖かく感じ食欲をますのは暖色系、涼しく感じ、食欲を抑えるのは寒色系です。色をテーマにした視覚的に美しく分かりやすいディスプレイの好事例です。

http://www.conranshop.jp

2016年9月12日

The Library of Birmingham

2016.9.6

昨日、英国在住の知人:Anna から絵はがきが届きました。このハガキの、The Library of Birmingham :   バーミンガム公共図書館はウィキで調べてみたところ、欧州で最大の蔵書をもつ公立図書館として2013年9月につくられたそうで、設計は、オランダの建築事務所メカノー・アーキテクツとエンジニアリング・コンサルティング会社ブロ・ハッポルドです。個人的に、イエローとブルーの外観にインパクトのある色づかいがあること 装飾のモチーフが日本の伝統紋様の七宝のようなデザインに興味しんしん。勉強不足でハガキを受け取るまで、こんな素晴らしい建築が英国バーミンガムに出来たことを知らなかった。ありがとうAnna 。

2016.9月6日

白と黒のぽれぽれ動物

8.29

木のぬくもりが伝わる「白と黒の可愛い動物」に見ほれてしました。スワヒリ語で「ゆっくり」と言う意味の「ぽれぽれ」と名付けられた動物は、手の平に乗るくらいの小さな置物で、触ってみると桐の木のような柔らかな木が素材として使われている。日本でデザインし、バリ島の職人さんが手彫りで製作されているらしい。この動物を見ていると時間がゆっくり感じられるよう。。。

ぽれぽれ動物 http://poletoko.com/column/

2016年8月29日